普段生活していて、水回りから異臭がして不快なることがありませんか?
- キッチンや洗面所の下の扉を開けると異臭がする
- 洗濯機から異臭がする
- 風呂の換気扇を回すと臭いがする
これらの臭いの原因はほとんど排水管(下水管)からくる臭いなんです。
この臭いを防止する方法はパッキンを使えば簡単に防ぐことができます。
業者を呼んでお金を取られる心配もありません。
排水管の詰まり修理の仕事を続けて15年の経験があります。
このブログでどうして排水管からの臭いが上がってくるのか知ってもらい
今後、排水管から臭いが上がらない対策の仕方を教えます。
それによって快適に日常を過ごせるようになり、
不快な思いをしない、臭いのストレスから解放される生活を送りましょう。
排水管の臭いを防止する方法
排水管の臭いを防止する方法は排水管と蛇腹ホースのつなぎ部分にパッキンをはめることで
防止する事ができます。
このクリーンパッキンの内側にトラップ管や蛇腹のホースを差し込み、塩ビの排水管に挿入してあげれば完全に密閉することができます
これで完全に密閉することができるので匂いがあがってくることはありません。
トラップ管と蛇腹ホースはサイズがΦ25~Φ38まで対応(Φは管の直径)
塩ビ管は40Aと50AのVU・VPに対応しています。(VU・VPは塩ビ管の厚さ)
キッチン排水管からの臭い対策
排水口を除くと排水トラップがついていて、そこに水が溜まっていれば臭いは
あがってきません。 封水といって、臭いや虫が上がってこないようになっています。
排水口に水が溜まっているのは全部封水なので水を抜かないでね
次にキッチンの下をのぞいて見てください。
蛇腹ホースがついていて、塩ビ排水管に差し込んであります。
そこには隙間ができているので、その隙間にクリーンパッキンを取り付けましょう。
排水口から塩ビ管で施工されている場合は、臭いがあがらないので心配ありません。
洗面所排水管からの臭い対策
洗面の下には化粧蓋があって誰でも排水管の点検ができるようになっています。(たまに化粧蓋がついてない物件もあります)
化粧蓋を外して塩ビ管との接続部分をのぞいて見ましょう。
隙間が空いていればクリーンパッキンを差し込みます。
ですが、そのままでは差し込めないのでトラップのナットを外して、
パイプを引っ張り上げてからクリーンパッキンを差し込みます。
きちんとゴムパッキンを入れてからナットを締めて、最後は漏水がないか確認しましょう。
洗濯機排水管からの臭い対策
洗濯排水にトラップがついていない場合があります。
そんなときは、管理会社に説明したほうが良いです。
管理会社によっては対応してくれる可能性があります。だめもとで聞いて見ましょう。
きちんとトラップがついている場合は、一年に一回は取り外してトラップの中を掃除しましょう。たまに硬貨が出てくるときがあります。
風呂排水管からの臭い対策
風呂の排水は皮脂汚れや髪の毛で汚れやすいので、こまめに取り外して清掃することをオススメします。
髪の毛が排水口に残っていたりすると、毛細管現象が起こってトラップの封水がなくなることがあるからです。
毛細管現象とは、細い管状物体の内側の液体が、外部からエネルギーを与えられることなく管の中を移動する物理現象である。毛管現象とも呼ばれる。地球上での重力に逆らえるほど上昇することもある。主に静電気力が影響している。
ウィキペディア 引用
臭いが気になったらまずのぞいて見ましょう
夏になると温度が上がり臭いが一層きつくなります。
気になったら排水配管周りを片付けて、のぞいて見ましょう。
原因がわかりご自身で対処できるかもしれません。
クリーンパッキンはほんとにオススメなので是非使って欲しいです。
設備屋さんも知らない人が多いです。
臭いの調査は、業者が嫌う仕事でもあるので適当な仕事をされるかもしれません。
ご自身で納得いく方法で臭いの問題を解決していきましょう。