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【排水されない、水がでない】排水管、給水管の凍結防止策を解説

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毎日毎日氷点下の寒い日が続いていくとライフラインに多大な被害がでてきます。

夕方にキッチンの水を流すと排水が流れていかない

朝起きると蛇口から水がでない

誰に助けてもらえばいいかわからない

気温が下がれば夜中だろうと日中だろうと水は氷になってしまいます。

なぜ凍結は起きるのか。

凍結が起こるメカニズムがわかればそれほど怖がることもありません。

常時水がはいってる給水管の外装は鉄や塩化ビニル、ポリエチレンなどでできており、水は固体になるときに体積が膨張します。

なので給水管の全ての水が凍結してしまえば、硬い鉄の管でさえ破裂させる事ができます。

塩ビ管は割れやすいので完全に凍る前に対策が必要です。

けれどすでに完全に水が出ない、排水が流れないという方もまだ遅くはありません。

原因と対策を考えれば簡単な凍結であれば自分で解氷できます。

一緒に考えてみましょう。

排水管が凍結する原因と対策

排水管が凍結すると排水が流れなくなります。

排水が流れなくなると結果的に水が使えなくなるのでとても大変です。

間接排水だとキッチンの下から水が出てくることもあります。

流し排水管が凍結する原因と対策

水道蛇口がきちんと締めれていなくて、水がポタポタ垂れていると排水管が凍結しやすくなります。

断続的に水が流れている時、排水管内の一番冷えている場所でゆっくりと氷の塊が成形されていくからです。

その塊が排水管の形に成形されると完全に水はシャットアウトされて、そこから徐々に氷の塊が拡大していきます。

蛇口のゴムパッキンが劣化しているときちんと蛇口を締めてもポタポタする現象が起こるので、ホームセンターなどで新しいパッキンに取り替えると水がポタポタ垂れなくなります。

浴室排水管が凍結する原因と対策

浴室のお湯(水)を貯めておくと、水を止めているゴム栓から徐々に排水管に水が流れていく現象が起こります。

気づきにくいですが、古くなったゴム栓では完全に水を止める事ができず劣化した部分から少しずつ水が垂れているからです。

古くなったゴム栓はホームセンターなどで新しいゴム栓に変えると水が完全に止まって安心です。

それか夜寝る前に浴室の水を抜いておきましょう

トイレの排水管が凍結する原因と対策

トイレのロータンクに水が入っているとゴムパッキンから少しずつ水が垂れて排水管内が凍ってしまします。

気づきにくいですが、ロータンクの中にあるゴムパッキンが劣化していて、微量に水が漏れてしまいます。

凍結しない一番良い方法としては寝る前に給水管の水を落として、ロータンクの水全部流してしまえば、排水管内に流れる水が無くなるので凍る心配は無くなります。

又はロータンクのゴムパッキンをホームセンターなどで新しいゴムパッキンに取り替える必要があります。

給水管が凍結する原因と対策

給水管の一番凍結しやすい場所は床下の給水管がむき出しになっているところです。

お部屋に暖房を焚いて暖かくしても床下に暖気はいかないので床下が一番冷えています。

特に鉄は熱伝導率がいいので給水管の水にすぐ冷気が伝わってしまいます。

なので鉄管には熱線を巻いてさらに保温筒を巻くのが効果的です。

あとは水落しをして給水管の水を空っぽにしてあげれば凍ることはないです。

水を少量だけ流して

基本的な水の落とし方の例

  1. 元栓を閉めます。Dバルブといって開けると水が出るけれど、閉めると水が止まり水落とししてくれる器具がついています。
  2. 閉めたら蛇口を全開にしていきます。(流し、洗面、洗濯、お風呂)
  3. 流しや洗面の下に蛇口がついていればそこからも水を抜きましょう。
  4. あとは自動的に落差で水が流れていくので、それで終わりです。

水出しをするときは開いている蛇口を閉めてから元栓を開けるように注意してください。

給水管が凍結してしまった時の対処法

水が出なくなってしまったらまずどこが凍結しているのか考えてみましょう。

一番冷えそうな所から試してみるといいです。

  1. 暖かいタオルを巻いて、上から50℃くらいのお湯を流す。
  2. ドライヤーで凍っていそうなところに温風をかける。(凍結箇所の判断が必要)
  3. 暖かくなる時を待つ。(日中に暖かくなるのを待つか、春を待つこと)
  4. 電気解氷機を購入して自分で解氷する。(業者が使用しているのもだいたい解氷機  ¥10,000くらい)

雨水管が凍結する原因と対策

屋上の雨水が流れていく配管が雨水管(うすいかん)といいます。

この雨水管が凍結しないようにするには、ドレンヒーター(熱線)を雨水管の中に入れて、外部の雨水桝(うすいます)に出しましょう。

設定温度以下になると自動的に電源が入りドレンヒーターが暖かくなっていきます。

コンセントのブレーカーがoffになっていると、ドレンヒーターが雨水管に通してあっても、雨水管は凍ってしまいます。

ブレーカーがONになっているか確認しましょう。

最後にまとめ

排水管の凍結を防ぐには、劣化しているパッキンは事前に変えておく、なおかつトイレや浴室に水を貯めておかない。

給水管の凍結を防ぐには、冷え込む日にきちんと水落しをしておく。

雨水管にはドレンヒーターを挿入しておく。

最後にどうしても自分では解決できないという方はラッコにDMを送っていただくか、専門の業者に頼むのが一番です。専門業者水道一番館

DMを送ってもらうとラッコが答えられる範囲で解決策を探してみたいと思います。